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ステップアップのための助成金や経理

<ご相談内容>

 

助成金や経理(お金の面)のご相談です。

3年前に個人事業主を開業しました。

事業は順調なのですが、ステップアップしたいと思い、スタートアップ助成金の申請や人を雇って事業の拡大などしたいと思っています。

専門家の方のアドバイスをいただきたいです。

 

 

<回答>

 

補助金や助成金は種類が多く、ご相談者様の状況も分かりませんので、

税務面と人事面の内容にて専門家より回答させていただきます。

 

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【税務】 

 

3年前に開業し、順調とのこと素晴らしいです!

益々ご発展していくにあたり会計の見直しや消費税の申告、納税が出てくると思われます。

 

毎年の確定申告はどうされてみえますでしょうか?

既に、以下の事をされているかもしれませんが申告の状況が分かりませんので一般論をお伝えいたします。

 

青色控除の申告はされてみえますでしょうか?

かつ65万円の控除はどうでしょうか?

もしも、白色申告であれば

「青色申告承認申請書」

https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/09.htm を

3/15までに提出して下さい。

今年度分(令和2年分)から青色控除可能です。

 

青色申告をされていて、まだ10万円の控除でしたら複式簿記で、65万円控除を受けられるのはいかがでしょうか。

 

簡単なソフトが量販店やネットでもございますので使われると簡単に確定申告書が作成できます。

また、お近くの商工会議所や税理士会でも相談を受けつけておりますので、

そういった機関をご利用されるのもよろしいかと思います。

 

 

税理士・松岡貞美

 

 

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【労務】 

 

立ち上げられました新規事業が順調とのこと、おめでとうございます。

厚生労働省の助成金で利用しやすいものとして、二つご紹介いたします。

 

①雇用関係の助成金「キャリアアップ助成金」

 雇用している非正規雇用者(パートタイマー、有期雇用契約者など)の労働条件を向上すると申請できます。

例えば、「パートタイマーを正社員として雇用する」

「パートタイマーの労働時間を延長して社会保険に加入する」

「パートタイマーの健康診断制度を設け、実施する」などがあります。

メニューによって助成金額が決まっています(22万5千円~57万円)。

多くの事業所に利用されています。

 

②産業保健関係の助成金「心の健康づくり助成金」

 国の労災防止計画の重点施策の一つに職場のメンタルヘルス対策があります。

 各都道府県に設置されている産業保健総合支援センターのメンタルヘルス対策促進員の支援を受けて「心の健康づくり計画」を策定し、

その取り組み内容を1つ以上実施した事業所が10万円申請できます。

 

昨今、働き方改革により、労働時間管理や正しい給与計算など、適切な労務管理がますます使用者に求められています。

助成金申請の要件ですし、従業員の職場定着のためにも、

労働法や雇用に関する法知識、社会状況等に関心を持って経営されることをアドバイスいたします。

 

 

社会保険労務士・鷲見文代