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事業用不動産の購入の際の経理について

<メール相談>

 

土地建物の購入契約にあたり、税務についてお伺いしたく、メールさせて頂きました。

個人事業として開業するにあたり、100%事業用として中古の戸建てを購入するのですが、土地代は経費として計上できないとお聞きしました。

今回個人間の売買契約なので、契約書上は土地・建物それぞれの金額の内訳がなく合わせて○○円という記載なのですが、

この場合、建物価格として減価償却する金額はどのように算出するのでしょうか。

仲介担当の方からは、参考にと当物件の固定資産税の納税通知書のコピーをいただいたのですが、どの数字を見ればいいのかが分かりません。

また、登記費用や仲介手数料は、減価償却できるのでしょうか。

その際、領収書等の処理でやらなければいけないことがあればご教示下さい。

 

税理士と契約を結んでおらず、質問ができずに困っております。

どうぞよろしくお願い致します。

融資の内諾、おめでとうございます❣️

ご質問の件、それぞれお答えしますね。

 

Q:固定資産税の納税通知書のどこの数字を見ればいいのか。また、建物価格として減価償却する金額はどのように算出するのでしょうか。

A:売買契約書に消費税額の記載はありましたでしょうか。それによっても変わりますが、一般的には固定資産税評価額の表にて土地と建物を按分します。

固定資産税評価額は、市役所で評価明細を取得することができます。

固定資産税の納税通知書で確認するのであれば、「価格」のところの金額になります。

課税標準額の金額は使わないようにしてくださいね。

 

Q:登記費用や仲介手数料は、減価償却できるのでしょうか。

A:登記費用は経費(雑費とか支払手数料)仲介手数料は固定資産税の精算金と共に按分して取得原価に組入れます。

 

Q:領収書等の処理でやらなければいけないことは

A:仲介手数料の領収証は按分する為に取っておいてください。

土地、建物関係の書類はまとめて何かの袋に入れ、確定申告時に分かるようにしておくと良いでしょう。

 

不動産の税務は、複雑な部分もあり慣れていないと戸惑うこともあります。

言葉も分かりづらいですよね。

税理士の方と契約が出来ていないとのことで、いろいろとお困りかと思いますが、借入もして始動となるとそれなりの収支も出てきますし、経営計画もしっかりと見てくれる方と相談しながら進められると良いのではないかと思います。

税務の事だけならば、所轄の税務署でもご相談に載っていただけますよ。 

もちろん、私たちがお力になれる事であればご相談ください。

 

夢とガッツがあれば

困難も乗り越えられます💪

頑張ってください❣️

 

伊藤央税理士事務アドバイザー:伊藤貴久美